会話のスイッチ

今までの経験上、母国語と英語以外の言語を
それなりにある程度習得できている人は、日本語にも
柔軟性と強い好奇心を持って取り組まれる人が
多い気がしています。

日本語のどこに興味を持つか・・・というのも
本当に人それぞれで、
今までで一番、変わったケースは
「漢字だけやりたい」という希望。
2時間、漢字についてずっと英語で話す・・・という
レッスンでしたねぇ(笑)

特に会話が伸びる人は「スイッチ」があるなぁと最近思います。

説明が難しいのですが

先生が私を話せるようにしてくれる・・・・と自分の頭で考えていない状態が
スイッチが入っていない状態。

自分の意見や伝えたいことを、できるだけ目標言語で
表現しようと、意欲的に取り組んでいる状態が
スイッチが入ってる状態。

慣れているのか素質なのか、この「スイッチ」に
大きな個人差を感じます。

基本文法をあまり考えずに話せるようになるまでが
特にこのスイッチが大切だと思います。

スイッチをいつから入れ始めるか・・・というのも
とっても個人差があります。

少し文法を覚えたらすぐに使いたい人。
ある程度、アウトラインが見えてから、使いたい人。
そのタイミングの見極めを誤ると
生徒さんにストレスを与えてしまうので
機が熟したかをきちんと観察しないといけません。

Comments

Popular Posts