ドイツ人の一喝

「犬と子供の躾けはドイツ人に任せろ」

ドイツに関する本などによく紹介されている言葉ですが
肝心のドイツ人に聞くと、「?」という反応。

聞いたことがない・・・・
日本の子供のほうがよっぽど静かだ・・・

なんて言われると、ちょっと拍子抜け。

これって日本だけで信じられている都市伝説みたいな
ものなんでしょうか(笑)

でも、初めて我が家に来たドイツ人の子供二人は
それはそればいい子でした。
まずテーブルの席は末席(オトナが話しやすい位置を確保)
食事のあとはオトナの会話に入ることは許されず
リビングで二人で仲良く大人しくゲームをする二人。

で、冒頭の言葉は本当なんだ!!!と感心していたわけです。

我が家には犬がいますが、お客さんが来ると
犬に慣れていない人には明らかに違う態度を示します。
「自分のほうが強いんだ!」と位置関係を示そうとしているのですが

この前、ドイツ人の生徒さんが遊びに来た時(彼は猫派)
足に飛びついたり、ジーンズにかじりついたりし始めました。
「これはどういう意味?」と聞かれ、
「自分のほうが強いって言ってるんだと思う。
悪いことしたら怒ってね。」というと

「今は何もしていないから怒らないけど、次にやったらね。」

次に私の犬が彼のジーンズにかじりついた瞬間、
彼は日本語で
「ダメ!」とものすごい大きな声で一喝。

その時の、私の犬の顔、思い出すと笑ってしまって仕方がないほど
(ウワー、怒られたぁああ。この人、ボクより強いぃぃぃ!)
とストンと理解してビビっている顔。

その後すぐにいつものように大人しくなり、飛びつくのも
ピタリとやめました。

お・見・事!!
犬のしつけは「その瞬間に」というのがものすごく大事なのですが
まさにその瞬間に秒殺されたうちのワンコ。

やっぱり犬の躾けはドイツ人に任せたほうがいい・・・
というのは本当だなぁと実感。

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