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記憶力向上レッスン

語学に必要な三つの能力のうちの一つ、記憶力。 一般的に日本人はとても記憶力がいいと感じます。 何かを学ぶときも、「理解しようとする」のと同時に「覚えようとする」 スイッチのようなものが無条件で入り、実際よく覚えられると感じます。 試験の方法が記憶力を問われるものが圧倒的に多いせいだと思いますが。 教育のせい?おかげ?でしょうね。 韓国人にも中国人にも同じようなスイッチを感じます。 でも、私の生徒さんだけなのかヨーロッパ人は特に単純な記憶がすごく 苦手なような気が。 論理的な説明能力や言語の違いへの柔軟性はすごく高くて 私の意図する事なども本当にすすっと理解してくださるのに 本当に見事に忘れてしまうのです。 長年、これは私の課題でした。 ここは私にはどうしようもない部分で 記憶力のいい生徒さんを待つしかないのか、、、 いや、何かできないか、、その自問自答の繰り返し。 簡単な単語クイズを繰り返すという単純な方法もありますが 多忙な方が多いので単語クイズの準備がされていなければ あまり意味は無い。 この夏に長年の課題を解決してくれるいい方法をやっと 思いつきました。 名付けて Indoor walking for your memory improvement. 生徒さんの会社でのトレンドがヒントになりました。 「座っているより立ったり歩いたりしているほうが脳がよく働く」 そうで、ヘッドセットをつけて会社の中庭をぐるぐる歩きながら 会議に参加している姿を見て、これだ!と。 レッスン時間内に記憶力に働きかける方法をずっと探していたのです。 いろいろと調べてみると歩きながら暗記するというのは そんなに珍しい方法でもないようですが、 私はこれにヨガの簡単な呼吸法を組み合わせ、集中力を高めてから 生徒さんにやってもらっています。 今、半分以上の生徒さんに紹介し、実践していますが 思っていたより効果的で、なんと最も記憶が苦手な人が 「すっと覚えられた!」と。 短期的な記憶力は恐らく大丈夫だと思うのですが 長期的に見て更に語彙が増えて行ったときにどうなるのか 実験は続きます。

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