”付け足す"ちゃうねん!

全ての人にそれを求めているわけではありません。
でも、オチのないトークを我が家では”事実の羅列トーク”と呼び
基本的にそれは禁止されています。

愚痴でもなんでも、例えどんなネガティブな話でも
聞いていただく限りは笑っていただかないと・・・
というのが基本ラインであるのかもしれません。

コテコテの関西系トークというよりも
その変形、東京横浜ブレンド・・・というのが近いかもしれません。

いくつか基本型があるので分析してみたいと思います。



①”わざとボケる・・・” これは完全に突っ込まれることを期待してのフリです。
単独プレーは不可能です。東日本では放置される可能性が非常に高し。

②”知ってて突っ込む” 相手のスキ狙っての突っ込み。突っ込まれた側は
ボケるのが礼儀です。天然の方はそれが免除になります。
東日本ではこの礼儀がほぼ通用しません。”え?何でそんなこと言うの?”と
言われて終わるパターン多し。

③”ノリツコッコミのフリ” 相手がノリツッコミをすることを想定した軽いトス的な
フリ。(相手がノリツッコミをしない前提の軽いフリは東日本にも存在する)

④”ノリツッコミ” ③を受けての返礼。これができれば芸人のはしくれ。

⑤①を受けての突っ込み。①のボケを鋭く察知し、スキのない気配りと回転の速さが必要。
①でも一旦オチが付いている場合はダブルで落とす必要があるため、高度な技術が必要。



⑤は非常に難易度が高く、素人が手を出すとやけどをします。東日本の人はこの行為を
”付け足す”と感じるようですが、”付け足す”ではなく、あくまで、”拾う”行為です。
どう拾って、再度どう落とすかが・・・腕の見せ所だと思います。

この辺の日本語の面白さは、世界に伝わっていないでしょうね・・・
変な一発ギャク系がお笑いとしてわかりやすいので、外国人の目に止まりやすく
それだけが”日本の笑い”と捉えられるのがどうもいつも納得が行きません。

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