中間日本人

最近、冗談半分本気半分ですが、私の日本語が壊れ気味です。
老化現象なのか不自然な外国語のインプットを続けているせいかは
わかりませんが、(後者だと思いたい・・・)。(笑)

顔は浮かぶのに名前が出てこないのは
残念ながら老化現象でしょう・・・。

”恐る恐る”という言葉がどうしても”恐れ恐れ”になってしまったり
~から、~まで、が逆になってしまったり、語順が壊れるのは
自分の事例ながら興味深い・・・。

一番興味深いのは

生徒さんとの会話で、混乱をさせないために中間日本語(翻訳可能な主語を
省略しない日本語)を少し会話でも取り入れたり、あとは
モノマネで二人のキャラを演じ分けることで会話を再現したりするせいなのか
(声で演じ分けは我が家では普通のことです・・・)

文脈から分かることを期待して、一度話題にのぼった主語や目的語を
省略しまくる日本語への理解力が落ちているような気がしているのです。

もちろん、日本人同士でも、”え、それって誰のこと?”って確認しなければならない
事はよくありますが・・・

こんなことがありました。Sサイズのコーヒーを注文した時、店員が

”只今、蓋の在庫を切らしており、同じ料金で代わりにMサイズでお出ししても
よろしいでしょうか?”と言いました。

そして出てきたコーヒーを見て、あれ?とびっくり。
Mサイズで蓋が付いていたからです。

夫にそういうと、

”代わりにっていう時点でMサイズだったら、蓋が付いているって理解した”というのです。

私の理解は

”蓋がない”という時点で、コーヒーカップの全ての蓋がない・・・という理解だったのです。


日本人として日本語の力が落ちていくのは困りますが
日本語を外国語としてみる視点が研ぎ澄まされてきている・・・・と
前向きに捉えて、今後の変化を観察していきたいと思います。

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