中川家の弟


最近、抑揚の教え方を研究しています。
日本語のレッスンでは、高低アクセントのみなので、
あまり抑揚について考えたことがありませんでした。

でも、英語の発音を単音レベルで直したとしても
まったく英語らしく聞こえないことに気付いたのです。
ぶちぶち切れている感じの日本語訛りの英語を
どうやったら、英語らしく発音できるのか。

私自身は徹底的に聞き込むことによって
それをマネすることで、英語の抑揚を身につけたと思います。
でも、それを人に教えるのはまた別の話です。

もちろん、母国語訛りの英語でもいいとは思いますが
日本語を話している外国人を見て、訛りのきつい日本語と訛りのない
日本語と、どちらが聞き取りやすいかと考えると、
習得できるなら、抑揚まで身につけたほうがいいとは
思いませんか?

発音がとても難しいのでスウェーデン語の抑揚だけを
取り出して発音し始めた時に、あ、これ、各国語でやって
みたら、どうなるんだろう・・と思い、鼻歌のようにフンフンと
抑揚だけで、広東語、中国語、韓国語、日本語、フィンランド語
ドイツ語、英語・・・とやってみると・・・
非常に面白いことがわかりました。

語彙がなくても、抑揚だけでそれが何語なのか(すくなくとも
日本語ではないとか、)はっきり特徴が出るのです。
あまり抑揚がない国の人は、日本語の発音もきれいだと
いうことも体感して納得!

その抑揚に、日本語をのせてみると・・・
広東語だと、香港の人の日本語にそっくり!!になるではありませんか。

まだ一通りの流れの練習方法は思いついていませんが
シャドーイングの一歩手前の段階で有効ではないかと
漠然と思っています。

私の大好きなお笑い芸人さんは中川家の弟。
彼がもし韓国語が本当に話せないとしたら、抑揚を切り取る天才だと
思います。韓国語のモノマネが本当に上手だなぁといつも大笑い。
本当にそれっぽい抑揚に、それっぽい音をのせているので
笑っちゃうんですよね。

タモリの中国語のモノマネも大好きなんですが・・・・
広東語のモノマネは・・・・たぶん、私のほうがうまいと思います(笑)

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