皮ったおかあさま

今日、見るともなしに見ていたNHKの番組で
「パンさんの台所」の紹介。

日本人と結婚した中国人のパンさんの台所は
もったいないの精神がいっぱい。
パンさんのきれいな日本語にも聞き入っていました。

大根の皮はもとより、むいた生姜の皮、ネギの青い部分も
捨てずに天日で干し、スープを取ったりするときに使うのだとか。
やってみたいけど、ここは空気が汚くて無理かなぁ・・。

パンさんはみかんの皮を干したものが欲しくて
ご主人のお母さまにお願いしたそうです。

「中身はいいので皮たけ(だけ)、送ってくださいと、お母さんにお願いしたんです。
本当に皮たけ(だけ)で、いいんですからって。でもお母さんは
ちゃんと皮たけ(だけ)じゃなくて中身も一緒に送ってくれた、くださったんです。」

(おお、途中でちゃんと敬語に言い直した!美しい・・・
この分析は職業病です。脳が勝手にし始める)

そしたら、NHKのアナウンサーが

「そうですか。カワッたお母さまですね。」とナイスなダジャレでふったのに
パンさん「いいえ、素敵なお母さまです。」とさらっとスルー。

ちょっと笑ってしまいましたが
パンさんの生活、非常にすばらしい。

茶葉ごとに急須を使い分けるため、数十種類の急須をお持ちなのにもびっくり。
ジャスミン茶にはそれ専用の急須があり、それを30年使い続けると
31年目からはもう茶葉を入れなくても、急須がお茶の香りと成分を
吸い込んでいるので、お湯を入れるだけでお茶が楽しめるようになる
といわれているのだとか。

ネギの青い部分、明日から干してみようかなぁ。

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