ドイツの雨どい

「日本の冬はそんなに寒くないけど日本のうちはすごく寒い!!」

これは日本で一軒家に住んでいる
生徒さんからよく聞くコメント。

「まさか、10度以下の部屋で眠れるとは思ってなかったけど
慣れるものだねぇ。」

なんていう話を聞いていて、
ドイツの住宅の話になりました。


セントラルヒーティングは日本にもありますが
まだまだ普及率は低いですよね。
(デンマークでは数年ごとに建築基準が改善
されるほどで暖房効率の高い住居が多いそうです。)


私がドイツで滞在したおうちの設備
で最も印象的だったのは「雨どい」

ドイツに滞在中、なんどか夕立に見舞われましたが
おうちにいた時の大雨の際、あまりのすばらしさに
感動した設備です。

雨どい自体は普通なんですが、その水が流れ着く先はタンク。
一台の小型車ぐらいはある大きさのタンクに貯蔵される
ようになっているんです。
タンクには蛇口がついていて、庭のお水やりは
そのタンクから!

「日本は冬でも太陽があって、すごくいいですね。
この太陽熱をもっと活かせばいいのに。」というのも
ドイツ人からよく聞くコメント。

うちは(おそらく)東向きなんですが、晴天の日は温室みたいに
暖かく、まったく暖房要らず。
確かにこれだけの日差しをそのままにするのは
もったいない。
マンションの壁面に太陽光発電パネルを埋め込めるぐらいに
技術が上がったら・・・・空気も汚さず、資源のない日本には
もってこいのエネルギーですね。

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