考えない国語教育。

ドイツの国語の教科書を読み進めるにつれ、
本で読んで知ってはいたものの、その違いに愕然とします。

(私の訳はあまり信用しないでください。
あくまでざっくりとした理解で。)

学生時代、塾で中学生に国語を教えていました。
国語という教科は私にとって”勉強の必要の無い”科目でした。
なぜなら、考えなくてもいいからです。
覚えるのは漢字だけ。

国語の問題を解くコツは「考えないこと」「想像しないこと」と
中学生たちに言っていたことを、ドイツの教科書を読みながら
思い出しました。

国語の問題はテクニックでした。
そうかもしれないけれど、書かれていないことを
含んだ情報を選ばなければ、間違いなく正解。

でも、10代の子供たちに「考えるな」「想像するな」というのは
いくら希望の学校に行くためとはいえ、やはり異常な状態では
ないだろうか・・・と思い始めました。

今、世界の国語教育について興味を持ち始めました。
日本のような国語教育をしているのは、世界中で日本だけなのじゃないか
という気さえしてきました。
もしかして、日本は国語教育もガラパゴス???

みんなと同じ様にするのが好きな日本人なのに。
国語教育というのは意外と盲点ですね。

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