同音異義語

同音異義語ってドイツ語でなんて言うのですか?と先生に質問したことがあります。
辞書で調べた言葉について質問したら、”こんな言葉ほとんど使ったことがない”と
言われました。その辺が辞書の限界ですが、その辞書の語彙の選択がイマイチだったのか
同音異義語という概念そのものがドイツ人にあまり馴染みがないのか
先生の専門外だったのか、そのへんははっきりわかりませんでした。

同音異義語なんて私は毎日使うぐらい縁のある言葉。
日本語には同音異義語が多いですし、ごくごく初級の日本語の
レッスンでも、同音異義語はたくさん出てきます。

髪、紙、神、あたりは特にすぐに。

同音異義語ではありませんが、フィンランド人の名前で
失礼とは思いつつも、笑ってしまう名前が時々ありました。

ミンナ アホヤネン(に近い音)
ミンナ コイビトヤネン 

とか。

別府温泉はフィンランド語でお尻がペップなので
別府温泉から友達に絵葉書を書くのがすごく楽しみ!という
生徒さんもいました。

I am in OSHIRI now!  っていう感じでしょうか(笑)

ドイツのシュトゥットゥガルトあたりの生徒さんによくご縁があり
その地方の方言を耳にすることが多いのですが

随分昔にその地方の女性から面白い偶然の話を教えてもらいました。

あるドイツ人がコピー機の前で「動かない!壊れている!」みたいな意味の
言葉を方言で言ったら、
同僚の日本人が日本語で話したと思って、手伝いに来たらしいのですが、

「ハイッテナイ!」
「あ、用紙切れた?じゃ、紙をどうぞ」

って偶然コミュニケーションが成立したというのです。

そして、今朝、久しぶりにその「ハイッテナイ!」を聞きました!
どういう意味なのか、もう一度ちゃんと聞いてみないと。

方言で少し話せるとすごく笑いが取れるので、私は大好きです。

最近始まった新しいドイツ人生徒さんがまたその地方の方だったので、
その方言で話してみたらオオウケでした。芸は身を助く・・・とはよく言ったもので。

「お砂糖入れた?」
「傘は持った?」の2フレーズなんですが、


「砂糖は入れたでごわすか?」
「傘はもったでごわずか?」みたいな感じなんでしょうかね。

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