図解で読み解く

夕べは横浜日本語教育フォーラムに
参加してきました。

今回のテーマは
「図解で読み解く」

参加しようと思ったのは
ドイツ人への読解指導に役立ちそうと
思ったからなんですが。

総合的な力がほぼ同じレベルの韓国人とドイツ人に
同じ文章を読んでもらうと何故か大きな違いが。

何の問題もなく大意をつかめる韓国人に対して
日本語ではよく省略される主語や動作主などを
文脈からとれず道に迷ってしまうドイツ人。

自分の犬についてドイツ語で作文した時、
「この3年私の犬は時々起こる痛みに苦しんできた。
ダックスフンドだからてっきりヘルニアだと
思っていたら最近脊髄炎だという事がわかった。
最初の一年は3ヶ月に一度の発症、二年目は・・・」

この「最初の一年」はもちろん発症後の一年のつもりでしたが
ドイツ語の先生は「生まれたばかりの時でしょ?」と理解。

これでドイツ人が日本語の読解に
苦戦する理由がちょっと体感できたような気が。

今回の「図解で読み解く」というのは
留学生が大学で必要なアカデミックジャパニーズのための
というテーマだったため、その前段階には少し難易度が
高いと思いましたが、それでも先生のお話を聞きながら
アイデアが次々に舞い降りてきてわくわくしました。

図解については後日ご報告しますが
まずは自分のドイツ語作文のために
図解を活用してみようかと思っています。

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