仕事の直感

日本語のお仕事はいくつか所属している会社から
オファーが来て、できる時間のものを選んで
お受けする・・・・というのが基本的な流れですが

生徒さんからのご紹介というのも多いです。
ご紹介は非常にありがたいですが、
最初から期待のハードルが高いので
プレッシャーも大きくなります。

普通に会社から来る新規のオファーが
一番気楽と言えば、気楽です。

時々、オファーのメールの段階から
オーラを放っているもの・・・というか
すごくビビビっと来るものがあり、
そういうものは、スケジュール調整をしてでも
”受けなければ!”と自然に行動してしまうものです。

4年ほど前に
「元気で若くて面白い先生を希望されています。
週に4回のレッスンで1年以内に日本語を完全に
マスターしたいという勧告女性からですが
いかがでしょうか?」

というオファーがありました。
「勧告女性」という変換ミスさえいまだに鮮明に記憶に
残っていますが、すぐに気の置けないお仕事仲間に
連絡し、「週に4回は無理だけど、二人でならできると思う。
どうでしょう?」と打診してみたら、快諾。
即、六本木ヒルズで顔合わせ、翌週にはレッスンスタートになりました。

それからがすごかった!
結局レッスンは二年弱になりましたが、
日本語は完全に習得。韓国人は誰でも上達は
速いですが、彼女のセンスは抜群でした。

彼女は私の美容と健康のアドバイザーで
いつも厳しくチェックをされたものです。
「すごい太りましたね。」
「なんですかその脂肪は?」とか。

洋服、お化粧、髪、靴、かばん、
レッスンの準備より、こっちに気を使うよね・・・と
仕事仲間と苦笑いするぐらい。
本当にいい刺激でした。

この彼女が日本の雑誌クロワッサンの美容特集で
取材を受けたそうです。
手作りパックなどについて紹介したそうですよ。
発売日が今から楽しみです。

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