語学の達人の二冊目のノート

日本語のレッスンで、日本語が(母国語も含めて)
5ヶ国語目の生徒さん。

日本にはない規格サイズの
ノートをずっとボキャブラリー用に
愛用されています。
A5サイズをちょっと正方形っぽく
したような大きさで方眼用紙。

ページの左側に新しい言葉
右側に母国語の訳。
同じスタイルを継続して
ノートは今、半分ぐらいまで。

”最近、新しいノートを作り始めました!”
と見せてくれたのは「文法のノート」
教科書の文法解説部分をノートに
まとめてあるだけだと言うのですが
とてもきれいなノートです。

教科書は英語の説明なので
それを母国語に直してありました。

これは日本のB5サイズの普通のノート。

インプット自体は特別な方法ではないけれども
語彙と文法を段階的に「自分の言いたい事」につなげて
アウトプットしていくさじ加減が絶妙。

これはまだ無理。
これは話してみよう!という振り分けもお見事。

この振り分けの基準が身についているということが
「話せる語学」の基本体質の大事な一つの要素だと
思います。

これは全く会話をしてみないでインプットだけをし続けて10年・・・
(しかもどうでもいいようなインプットばかり)
の日本の英語教育と根本が違います。

彼の持っているような「話せる語学の基本体質」
日本人に伝えたい。広めたい。
でも、この部分を抽出して言葉にしたり
説明したりするのはすごく難しいです。

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