鬼のいぬ間のネズミの踊り。

今日はドイツ人のお宅で、久しぶりにシュペッツレを
ごちそうになりました。

シュペッツレは南ドイツの名物料理の一つらしいの
ですが、パスタのようなもの。

小麦粉と卵と水と塩だけで作るシンプルな生地を
ところてんを押し出すような方式で落とす機械を
使って、ボトボトっと、ぐらぐらのお湯の中に落とし
さっと茹でて仕上げる、手作りのパスタ?

ぶつぶつっと切れた、ふわふわした黄色いおうどん。

実は私、このシュペッツレマシンを持っているんですが
一度作って、激まずだったため、その後あまり稼動することは
ありませんでした。

でも、その原因が今日はっきりと!
生地を混ぜる時間が圧倒的に短すぎたのです。

今日はドイツ人の家には必ずあるBoschのミキサーで
かなり長い時間、ぐねぐねぐねぐね生地を混ぜ
ダマもなくなり、生地にかなりの粘りがでたところで
茹でる。

今日は炒めた玉ねぎとチーズをあわせた
ケーゼシュペッツレと、クリームたっぷりのソースと
二種類いただきましたが、どちらも美味しかったです。

ちょうどご主人が出張でお互い暇な日曜日だったため
楽しい時間を過ごすことができました。

出張中にいろいろプランを練る私たちにご主人が

「猫がいないときに、ネズミがテーブルの上でダンスを踊る」と
言いました。

これは日本語の「鬼のいぬ間に・・・」にあたるドイツ語みたい。

というわけで、ネズミのダンスな日曜日の午後でした。

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