ドイツ式家事

「ドイツ式家事」「イギリス式家事」という特集があると
つい買ってしまう雑誌。


そういう記事を読むと一時的に家事の効率が上がったりもしますので。


「ドイツ人って食器をちゃんとすすがないってホント?」って
たまに聞かれることがありますが、日本人ほど泡切れを
気にしないという意味では本当かもしれません。
私もドイツ人の主婦をそんなにたくさん知っているわけでは
ありませんが、一緒にお皿を洗ったり、お料理作ったりした
中では、泡が若干残っている状態ですすぎが終わる・・という感じ。


でも、これにはちゃんとした合理的な理由があるそうです。
ドイツの水質は日本と違い石化しやすいらしく
若干泡が残っている状態で布巾でしっかり拭きあがた
ほうがきれいに仕上がるのだとか。


お風呂を使った後は、スクレーパーですぐに水を切り
しっかりと拭きあげるのがドイツ流。
そうしないとあっという間に、石化した白い汚れで
いっぱいになってしまうのだと、ドイツに4年住んでいた知り合いに
聞いたことがあります。


私が住んでいるのは横浜ですが、引っ越した先の水質のせいか
家具の色が変わったせいか、どうも白い汚れがのこりやすく
ちょっとドイツっぽい(そこだけ!笑)。
そこで、このドイツ式お掃除を取り入れはじめました。


ニトリで安いスクレーパーを買ってきて、お風呂に常備。
拭き取り用には、通販でよく見るシャムワオを
使い始めました。最初はマイクロファイバーを
使っていましたが、すぐにビショビショになるので
シャムワオを思い切って購入。


そして、多少面倒ですが、使うたびに水分を残さず拭きあげるように
していると・・・。掃除が必要ないんです!
うーん、実に合理的でドイツっぽい。


シャムワオでお風呂の水滴を拭きあげていると
いつも思い出すのは、あるドイツ人女性の怒りのエピソード。
お客さんが来るので、水が一滴も残らないほどきれいに拭きあげた
お風呂場。(彼女は非常にキレイ好きで、おうちは
いつ行ってもぴっかぴか!でした)
でも、寝坊してきたご主人がシャワーを浴びて
ビショビショにしてしまった・・・という話。
もう何年も前の話なのに、昨日のことのように
ワナワナと怒って、よく話していたので、忘れようにも
忘れられない(笑)


なぜか今はその気持ちがよくわかります。

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