忘れて覚える！

「今はああそうだ！って思っても、５分経ったら忘れちゃうんだよなぁ」って

よく生徒さんがおっしゃいます。

それでいいのだ！（バカボンパパ風・・・古っわかるかなぁ・・）

大人になってからは、一夜漬けみたいな記憶法は

苦しすぎるし、本当に効果がないと思います。

記憶というのは思い出そうとする回路のほうが

一番ストレス度も難易度も高いそうです。

なので、いっそのこと、忘れる前提で

気楽に大雑把に大体の意味で

そういえば、見たような・・・ぐらいでいいのでは。

昔、仕事で広告宣伝の勉強をしたときに、

「人の印象に残るためには、一日に３，４回異なる場所で

広告媒体を見る必要がある。朝、電車社内で、新聞広告で

昼、町の看板で、夜、テレビＣＭで・・・・それで初めて

記憶に残るのだ」という話を聞きました。

語学と同じだと思ったので今でも印象に残ってますが

最近、トントントン、とうまく記憶に落ちた表現が一つ。

iPhone の超字幕アプリである表現を何回か目にしていました。

デス妻シーズン５のあるシーン。
５年前に失明した夫のカルロスが
奇跡的に視力を取り戻せることになり、５年の間に
すっかり太ってしまったガブリエルはダイエット中。

まずそうな魚料理を食べたがらない肥満気味の二人の娘たちに

さぁ食べなさい！とその表現を言っているのがはっきり聴き取れました。

これで、使えるぐらい記憶にばっちりです。

知らないことはやっぱり聴き取れませんね。

今、２年前に覚えた言葉を思い出すのに苦労しています。
音を聞けば思い出せるのですが、スペルが分からず
辞書でたどり着けない・・・・。なんだっけ・・・。すごく気持ち悪い。

やっぱり思い出そうとするときが一番苦しいですね・・。