インプットとアウトプット

先日紹介した『外国語学習の科学』(岩波新書)
の6章は「効果的な学習法」

その中に、”アウトプットは毎日少しでも”と紹介
されています。ま、アウトプットに限らずインプットも
毎日少しずつでもあったほうがよいと思いますが
”話す”ということを目標にした場合はやはり
アウトプットを重視したほうがいいと思います。
要はバランスで十分なインプットとともに
継続的なアウトプットというのが理想的な
形だと思います。

毎日少しずつってわかっちゃるけど
なかなかできない。
”動機付けを高める”というのも
同書の6章に紹介されています。

最近始まったオランダ人の生徒さん。
この人は1年半近くインプットのみに重きを置いてきたケースに
あたると思います。語彙や文法は基礎的なものはほぼ入っているのに
耳でなかなか聞き取れない、もちろん話すこともまだあまりできない
(1年半前に会いたかったぁ・・!)
という状態ですが、”これは化ける!!”という確信が。

インプットをまず文字から音声にシフトしその量を徐々に増やし
今までしてこなかったアウトプットをストレスの低いものから
徐々に負荷のあるものへとチャレンジしてもらう予定です。

でも、どんなインプットもアウトプットも
学習ストラテジーも全ては動機のもとに
なりたっていますからね。

私は最近会話クラスの刺激が弱くなってきて
(自分ができない状態に慣れてきた(笑)
新たな刺激を模索中です。

Comments

ct said…
オランダ人の方は、ドイツ語ができたりして、
サロンに呼べたりとかは、できないでしょうかねぇ…。
Masayo said…
英語と同じぐらいできるって言っていました!!興味があるかどうかわかりませんが
オランダ人は陽気でパーティーやイベント好きらしいのでちょっと聞いてみますね。

そうそうこの前、生オランダ語をじっくり
聞く機会があったのですが、字面でみると
ドイツ語に似ているような気がしていた
のに、聞いてみると大違いでした。

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