日本人が外国人に見えるとき

先日、ネットサーフィン中にある対談を読みました。
詳細は省きますが、興味深かったのはこの部分。

日本人は「思考停止状態」にある。


思い当たるケースがいろいろあるからです。
私が感じるのは特にコミュニケーションのときの
違和感。なんとも言えないふわふわした感じ。


例えば、ネイティブスピーカーである日本人の日本語より
国は問わず日本語のレッスンの生徒さんの
日本語のほうがわかりやすいことがあります。

コミュニケーションの展開もそうです。
日本人との会話では「意見」「質問」が聞けないことが多いです。
ほとんどが同意と同調。
それも、本心は違うけれども
空気のためにそうしている場合と、
そうじゃないような気はするけれども、
それがうまく言葉にできないのでそうしている場合が
あるように感じます。

質問したりすると、ことごとく噛み合ないこともあります。
興味の有る無しを聞きたかっただけなのですが
否定を避けるために明らかにはぐらかされる
コミュニケーションにも最近、遭遇。
うーん 。こ、これは一体なんだろう。

決め付けや先入観で先に進まないことも。
「決まってる」「当たり前」から出られない。
そこで、「あ、自分の考えはそうではないかもしれない」という
視点を感情が支配して、考えようとしていない感じ。

日本人の言葉は思考とつながっていない場合があるという
気がしてなりません。
私が日本語を忘れ始めているのでしょうか。
「空気を読まず、調和を壊している」のかな〜、、、。

よく考えると私の人生、そろそろ
日本人と話した時間よりも、外国人と話した時間のほうが
長くなってきているのかもしれません。


でも、空気を読んで調和を保ちながら
意見を交換して、コミュニケーションの化学変化を楽しむことは
きっとできると思いたいのです。














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