外国語が聴き取れない理由

ドイツ人女性が我が家に滞在中です。

2年前にも来ていましたが、今回は前回よりも長い10日間。
11年前の生徒さん、今では私の姉のような存在。

ドイツ語の試験勉強中の私を手伝ってくれているのか
邪魔してくれているのか(笑)夜な夜な私の語彙ノートや
問題集を見てくれます。

私のドイツ語の基礎イメージは彼女によって培われた部分が多いです。
例えば、ドイツ語の動詞の接頭辞、ver, ins, aus, umなど、
身振り手振りでよく説明してくれたものです。彼女の声とその動きで
私のなかに日本語ではない その語の持つイメージが定着しました。

彼女は私にほとんど日本語で話しますが、
私の日本語を理解できているか確認するときにはドイツ語で聞いてきます。
他にも日本語では説明しきれない部分はドイツ語になります。

そんなドイツ語のなかにちょうど前日に覚えたばかりの
語彙や表現が立て続けにでてきて聴き取ることができました。

昔の私の英語の先生がよくおっしゃっていた言葉を思い出しました。

英語が聴き取れないのは耳のせいだとかいろいろ言われているが
知らない言葉は何回聞こうが聞き取れない。
聞き取れないと文句を言っているヒマがあったら、辞書を引け。


努力不足を棚に上げ
南ドイツの方言のせいばかりにしないで
ちゃんとコツコツ努力を続ければ、聴き取れるのねぇ。。


とその先生の声とお顔を思い出し、

ですよねぇ。。

と苦笑いしながらも、試験勉強がもたらしてくれた
小さな達成感を楽しんでいました。









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