聴き取れる耳作り

語学は音だと思います。

中国人と(漢字をよく知る)韓国人とは筆談で・・・という手もありますが
普通はコミュニケーションは音だけでなされています。
もちろん表情やジェスチャーなどの役割も大きいですが。

自分の母国語とは全く違う音を聞くと
パニックになる、苦しい、ストレス・・・・そういう感想を
持つ人が圧倒的に多いことが現実のようです。

でも、それはそのはず、聴き取れるための耳作りを何も
学校では教えてくれないのですから。
それは、誰のせいでもなく、教育のせいです。

外国語を始める時にどうしてアルファベットから始める必要があるでしょうか。
もし、会話が目標であれば、アルファベットなら、どの言語でも30字前後しか
ないのですから、あとからでもいいわけです。

もし、なんでもモノマネしたがるような無邪気な子供に
外国語を教えるなら、音と動き、音と画像、音と実物
文字を使わずとも、いくらでも教えられるのにと思います。


話す時に普通、文字は要らない。3D画像を見るためには特別なメガネが
必要だし、遠くに移動するためには、乗り物が必要。

でも、音だけで、様々な国の人と交流できる道具。
道具を使いこなせるためには、まずは耳作りだと思います。
聞き取れれば、あまり上手に話せなくてもコミュニケーションの
第一歩はとれるのですから。

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