外国語で話すときの集中力

外国語で話すときには、母国語とは違う集中力が必要ですよね。

今日は生徒さんの集中力がすごく深くて、とてもいい感じでした。

表情や声、顔色、いろんな情報から、生徒さんのコンディションが見えますが
深い集中が見えるときは、一番嬉しいです。

ある程度のレベルになると、この集中にはあまりストレスが
伴わなくなり、例えば睡眠不足でも、疲れていてもある程度は
話せると思うのですが、
最初の数年が一番、しんどいでしょうかね。

母語と目標言語の思考回路を行ったり来たりしないといけませんから。

自分の母語で考えているとき
そして、それを目標言語でどういうのかを
探しているときが、一番苦しくて、

母語とは違うところ、無いところ、そういうところが
少し積み重なってくると、いつしか
目標言語の思考回路が少しずつできてくるのかなと
思っています。
この段階の小さな達成感はすごく気持ちいいですよね。

生徒さんが「うーん」と考えて、口から出てきた言葉が、すごく自然で
わかりやすいものだったとき、半年前や一年前と比べて
上達がはっきり見えるとき、なんとも言えず、嬉しくなります。

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