中級の底なし沼

この仕事を始めた頃から、今でもずっと変わらずに
一番すきなのは、全くのゼロの初心者が日常生活に不自由ないよう
話せるようになるまでのお手伝い。

初級は上達も割と早く感じますし、新しい文法を覚えれば覚えるほど
できることが単純に増えて行きますから、楽しい段階。

でも、問題はそれからで、基礎の文法はすべて終わって、
結構話せるようになってきたけれど、まだ知らない言葉や
表現がたっくさんあることを思い知るとき。

覚えても、覚えても、勉強しても勉強しても、
底なし沼のように、終わりの見えない段階。

ドイツ人のお友達からのメールがわからなくて
教えてもらったら、そういうお話しになりました。

「わからない単語が一つもないのに、意味がわからないんですよね。。」

「すっごくよくわかります!私の日本語もそうです!」

来週半ばで夏休みに入ります。
ここのところ、忙しくてドイツ語に取り組めなかったので
閑散期を使ってちょっと底なし沼で泳いでみようと思っています。

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