負の文化

夕べは高校時代の同級生と深夜2時までパーティー。

私の母校はちょっとクレージーな進学校で
在学中はみんなほぼ勉強しない(笑)
もちろん真面目にコツコツっていう人も
いたと思うんですが、私はしなかった。
物理で5点とったこともあります。

5年ぐらい前の同窓会で
18歳の当時、なりたいと言っていた職業に
ほぼみんな就いているっていうのも
驚きました。みんなクセが強いわけです。

昨日の友人は帰国子女で「学校英語」には
いろいろな経験があったそう。

まず、発音がきれいだから、英語の授業中には一切指されなかった。

そういえば、同じクラスだった2年間、彼が指名されて音読していた
記憶が一切ない!!そんなきれいな発音なら絶対に記憶に
残っているはずでしょう。

そして、絶対に100点満点はつけてもらえなかったそうです。

何かしら、細かいところを減点、98点にされるのだとか。

英語の先生の心情もわからなくはありませんが、
彼が英語が話せることを彼の強みとして受け止めて
他のクラスのみんなのいい目標にするとか、
教師としてもっと他の方向付けはできなかったのでしょうかね。

「恥をかくのが嫌だ」というのは少なからず万国共通である心情
だとは思いますが(何が恥かは相当違うかもしれませんが・・・)
こういう風に働くと、負のパワーとなり、何も生み出さない・・・。

有名人がちょっと英語で話した、英語で対応していた・・・
なんていうことが大げさにニュースで取り上げられたかと思うと
外国人記者団に英語で対応した政治家が、
必要以上にこき下ろされたり・・
英語に対する日本人の屈折した考え方が浮き彫りになるとき
とても悲しい想いがします。

”英語で対応した”などという事がニュースになどならない国に
日本はならないと・・。

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