英語が話せない原因②中間層

日本人が英語で話す事を苦手をする原因は三層構造だと
考えるようになり、根底層、中間層、上層という順でか、
あるいは同時に解決していく(経験していく)必要があると
思うようになりました。
上層、中間、根底という順番だとおそらく
時間が異常にかかります。

原因の根底層は日本文化に根ざした日本人のコミュニケーション方法に
あると思います。これはいい悪いの問題ではなくて、日本人同士が交流する
場合なら、何も問題は無いですし、むしろ文化として尊重されるべき点
だとも思いますが、英語を使った異文化交流の際には、「文化のモードチェンジ」
をするような感覚が持てるのが理想です。

中間層は「日本語と英語は違うのだ」という大前提がないことだと思います。
そのためには「日本語を外国語として見る視点」が役立ちます。

日本人向けの「英語で話すためのレッスン」で最初に説明するのは
日本語の特徴です。
これは外国人向けの日本語レッスンの真逆版ですが
日本語レッスンで私が一番最初にすること、それは「主語抜き」
なので、日本人向けの場合は「主語入れ?」です。

日本語の語彙数の多さも特徴だと思います。
日常会話を80%分かるために日本語は一万語必要だと言われています。
英語だと6、7千語だったと思います。
日本語は小さな違いにこだわる傾向があるのです。
また、これは言葉だけではないと思います。
(日本語のレッスンでは日本文化を「詳細文化」と説明しますが
今のところ、反論する方にお会いしたことはありません。)

つまり(詳細は省きますが、よろしければレッスンでどうぞ!)
日本語で考える頭でそれを一言一句英語にしようとすることは
非常に遠回りであるだけでなく、直訳がほとんど通じない事も多いので
ある意味で「日本語脳を壊す」ことが中間層の解決のために重要になります。



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