努力の量の目安

「こんなに頑張っているのに伸びない。」
「結構いろいろやっているけれども。。」

語学をやっている人のこういうコメント、耳にする事が
よくありますが、この「こんなに」とか「結構」って
いったいどのぐらいなんだろうと、ふと疑問に思い
周りの人にいろいろ聞いてみました。

幸い、私の周りには(最高だと6カ国語で)
ある程度の成功体験のある人が
たくさんいるので、
以下の条件で聞いてみました。

ある新しい言語に取り組む場合、
ネイティブスピーカーレベルではなく
限りのある話題のなかなら
ある程度、まとまった長さの会話までが
できるようになるまで、
もっとも適当な時間の長さと理想的な頻度は?

調査は現在も続行中ですが、
語学の成功体験がある人の
目安とする時間数と期間は
週に10時間から25時間で半年。

時間数の幅はかなりありましたが
期間を「半年」で切ったのは全員が同じでした。

そして「理想は毎日」というキーワードも共通のものでした。

私個人の感覚では、毎日3時間、(なので週に21時間)半年です。

もう一つの条件で聞いてみました。

現実問題、成人がそれだけの時間を語学のためだけに
取れない場合、最低限の時間は?

答えはみなさん、「毎日、1時間」

その一時間に何をするかは、人によってまた違うんでしょうね。
ただ今回お聞きした人に皆さん共通していたのは
ご自分の強いエリアをご存じで
そこを集中的に積み重ねるという
「型」があるということでした。

ご自分に合った方法で、毎日、一時間。

それが「結構」の目安ということでしょうか。



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