そして誰もいなくなった

3.11から4日後の火曜日には全員の日本語の生徒さんが
日本を去って行きました。

海外進出している日本の企業も、もし
今回のような事態が現地で起これば
駐在員に対して
同じような措置を取るでしょうし、
帰るところがあるなら、日本にいないほうが
いいだろうと思いました。

私のことを心配してくれ、海外から
たくさんの連絡が来ました。


「あなたの来る所は、いつでもここにある。」
「南へ行け」「西へいけ」
「家族とともに、今すぐ日本を出るんだ!」

非常にエキセントリックではありましたが、
とても有難いとも思いました。

この十数年は、フリーランスとしてお仕事をしてきていますが、
こんなに仕事が無くなった事は、初めての経験でした。
しかも本当に突然に。
リーマンショックの後も、大きな動きがありましたが
それを遥かに超える規模とスピードです。

日本語のお仕事は今後しばらくは難しい状態が続くだろうと思います。
いくつか所属しているお仕事を紹介してくれる会社のことも
心配です。

そして、やっと再開したドイツ語の先生も6月にはドイツに帰国されることに。

でも、唯一日本に戻ってきてくれたドイツ人の家族があります。
この人たちのために、一球入魂。
そして、自分にできることを一つ一つ丁寧に。

連休明けから、英語のお仕事も再開します。
絶対に負けない。

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