カエルを先に食べる

何年か前、ある生徒さんから「おもしろいよ!」とあるyoutube 動画を勧められました。

Eat the frog firstで検索するとすぐ見つかるからと言われ
カエルを先に食べる?どういうこと?と思って見てみると、、、

要するにカエルは一番嫌いでやりたくない事の例え。
まずは一番嫌な事、先に延ばしてしまいがちな事から取りかかると
時間を効率的に使えたり何事もはやく達成できるという
考え方なのですが。

ドイツ語の宿題に追われていて、この「カエルを先に食べる」を
思い出しました。

「食べなかったカエルたち」がここかしこに現れるからです。
ドイツ語の名詞の性、格変化など、覚えるのが面倒で先延ばししてきたこと
der die das ガエルたちが、ゲロ、ゲロゲロと出てくる、出てくる(笑)

日本語レッスンの生徒さんたちの気持ちもよくわかります。
誰しも嫌いなことは上達しにくいものですが、
上達しないのはそこを避けて通るからなんだなと。

視覚派じゃない人はひらがなカタカナ等の文字がまったく入りませんし
練習も苦痛みたいです。
読解が苦手な人は長い文章を読むのが本当に苦痛なよう。
実際、これでもかというほど意味が読み取れないですし。
聴覚派じゃない人は不思議なほど音に興味がいきません。

でも、だらだらゆるゆる続けているドイツ語ですが
さすがに始めた頃と比べるとそれなりに自分の進化も感じられます。

例えば、語順を考える時に、体の中にあるドイツ語のリズムが判断基準になっていたり
原稿を書かなくても話すポイントを箇条書きにしてそれをもとに
即興で話すことができるようになっていたり。

カエルを先に食べなくても
習うより慣れよ、、というのも語学には必要な要素だと思います。





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